1970年以前のマンションにはSGP管(白ガス管)が
使用されていましたが、経年劣化で全体的に錆びてゆき、赤水が発生してきました。
やがて、赤水対策として鋼管メーカーはビニルライニング鋼管を開発し今でも主流に使用
されております。
1980年頃になると、SGP管(白ガス管)から現在、ほとんどの給水管にはビニルライニング
鋼管に変更され使用されています。
直管部分の給水管はこのビニルライニング鋼管で、内部がコーティングされている為、錆は
発生しません。しかし、ビニールでコーティングされていない直管と直管を繋ぐ継手部
(エルボ)に錆が発生していました。しかし古いマンションでは、このまま使用していくと
継手部による腐食で給水管内全てが赤錆に覆われやがて赤錆による閉塞が起きます。
ところが、継手の進化で「赤水」は起きにくくなった為に、給水管など配管の劣化が容易
に確認することはできません。
その確認の為に抜管を行うのです。
抜管は最低マンション内で3か所行うべきです。赤水原因追究対策にもなります。
管理会社及び専門業者は更新及び再ライニングを勧めますが、まずは自分たちの目で確認を
して、納得のいく方法で給水管の更新等を決めるべきです。

暫く旅行などでマンション内を空けているときには、給水管にビニルライニング鋼管を使っている場合でも赤水が
発生する事が多々あります。このように赤水が出ることは管が傷んでいることが原因です。
給水管の交換は樹脂系の採用が費用その他の面でメリットが多くでます。
給水管全部を交換しなくても部分交換ですむ方法もありますので予算に応じた施工がベスト
です。