多摩プランニングは東京多摩地区で給排水設備の施工を行う設備工事会社です。

給水管・排水管の更新

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給水管・排水管の更新

マンションの水まわり設備を支える給水管、排水管は経年劣化しますので交換・補修が必要となります。

また、大規模修繕工事を二度目に行っても給排水管の更新はほとんどされません。この二回目に更新をするのが、費用の面では効果覿面です。下記に給排水の更新を怠るが為様々な例をリンクします。また更新時期の目安は30年前後がよいでしょう。後ろに行くだけ更新は難しくなります。

多摩プランニングは、長年にわたる数多い実績と技術をもとに、各マンションに適合した適切な給水管の更新、排水管の更新のプランを提案致します。

給水管・排水管の更新(交換)の目安

給水管更新の目安は配管に時々赤水色がでてきた時が交換の時期です。
   (一方、排水管更新の目安は配管から階下に漏れ出たときが交換の時期となります。)

給水管(ビニルライニング鋼管)は、約30年を経過するとネジ部が腐食・錆によりやせ細って赤水がでるケースが多くなります。実際各所のマンションで発生しております。このような症状の発生しているマンションは給水管の更新(交換)をお勧めします。
経過20年未満の給水管は、更生(補修)すればあと20年は使用できるようになります。・・・・・が更生は費用対効果が好ましくないのが実情です。
経過30年以上の給水管は、更生より更新をお勧めいたします。その理由は古い配管に更生しても せいぜい持って15年です。しかも更新の6割の費用が世間相場です。この事を考えても更新(交換)が妥当であることがお解かりになると思います。 ライニング更生業者と管理会社の価格を検討する必要もあります。

給水管更新にお勧めの配管材料(共用部)

SUS管
ステンレス鋼管(施工性がよくて、費用もお手頃で衝撃にも強い半永久使用)5階以上がお勧めです。
HIVP管
耐衝撃性塩化ビニル管(ビニル管を改良したもので、衝撃等に強く費用も手頃です) 4階以下がお勧めです。小型マンションや小型ビルに適します。

排水管更新にお勧めの配管材料(共用部)

耐火VP管
耐火VPパイプは、三層構造の塩ビ管で、内外面の硬質ポリ塩化ビニル層と、高温になると大きく膨張し断熱・耐火層を形成する特殊配合の中間層からなる、業界初の耐火性ビニル管で、消防認定品で火災にも安心です。

抜管のサンプル

給水管更新抜管写真

下図は2現場の経過20年のメーター周りの写真です。写真下部の6枚の写真のマンションは更生方法を選択して工事を行いました。このマンションは傷みがさほどでないので、メーター廻りの配管だけを更新しました。住居部分は内視鏡でかなりの箇所を見た結果損傷はほとんどないので住居部分は個人財産でもあるので今回 工事は行いませんでした。
写真ブルー色の強いマンションは更生方法を選択しました。所謂ライニング鋼管の上をさらにライニングをかけた 再ライニングです。赤さびがひどかったのと、継手のライニングが剥離がひどい為、当社は管理組合の選択は正解と判断しております。

下図の所見

直管部は肉厚がしっかり残っているが継手の多いメーター周りの管は継手の腐食がはげしく赤水の発生が頻繁にでる状態になる。

対策案

このような状態の時、赤水が毎日発生している訳ですから、まずは内視鏡検査と抜管の併用調査工事 をお勧めします。
内視鏡だけでみても配管の肉厚(厚み)がどれだけ残っているかはだれもわかりません。検査をしないで管を洗浄してライニングをかけても、ねじ部の切断損傷がいつ起きるとも限りません。このような施工はお薦めできません。抜管してご自分の目で確認すれば納得がいくはずです。
下記の写真は2017年1月施工の某ビルの共用給水管です。築30年です。30年を目安に更新をしたほうがいいですね。但しビルの条件によって異なります。


 
2017年1月赤坂某ビルの水道メーター二次側   同左拡大サンプル

費用について

抜管(3世帯)と復旧費は20万円位です。
また下図のように加工すれば30万円位です。

施工のイメージはあれこれ考えても頭の中に思い浮かべるのは難しいことです。当社では無料相談で対応させて頂いております。

 
某マンションの113号室のメーター内の20mmのスリース弁を二つ割したものです。   同左の別住戸(210)のメーター廻りの部分配管の抜管サンプル
 
同上2部屋のスリース弁の二つ割りしたもの。上側の弁はライニングコアが挿入されているが下側の別住戸の弁はコアが挿入されていない。   同左の半割の反対部分の拡大写真。ライニングコアが挿入されている。
 
某マンションの113号室と410号室のメーター内の20mmの配管を二つ割したものです。   上側の弁にはライニングコアが挿入。下側の弁にはライニングコアがない為ネジ部の損傷が激しいのが解る。
 
酸洗い前: 半割りにしたサンプリングの片側を拡大して撮影(90°エルボ)   酸洗い前: 半割りにしたサンプリングの片側を拡大して撮影。ねじ部がかなり腐食している。
 
酸洗い後: 半割りにしたサンプリングの片側を拡大して撮影。エルボの左側がライニングの剥離で錆が出ている。   メーターBOX内: 給水管2次側(メーターの後)のサンプル管継手がさびていて赤水が頻繁に出ます。
 
酸洗い後: 半割りにしたサンプリングの片側を拡大し撮影(90°エルボ)   酸洗い前: 半割りにしたサンプリングの片側を拡大撮影(90エルボ)ねじ部が腐食している。

給水管更新の例

ここの現場は書くまでもなく、赤水が頻繁にでる状態でした。
更新前の使用管材料白ガス管でした。
更新後はビニルライニング鋼管(VLP-VB)2009年11月施工してサンプルをとりました。

下の写真はこのめずらしい白ガス管の給水管です(使用年数約35年):

 
都内のある工場と研究所ですが、竣工年月日が不明約35年。竣工図に完成日記入なし   詳細断面です。給水立管50mm
 
上段は揚水管(高架水槽へ水を上げる配管)です。継手がほとんどないので内部は給水管よりきれいです。   右側は給水立管125mmです。最上階の給水管です。ねじ部から漏水しており補修の後が見受けられます。

排水管の更新

交換、更生(再生)の目安

雑排水管(白ガス管)は30年以上使用のものは配管内にスケール等が付着して配管口径が小さくなってまいります。詰まり、漏水の原因となるので、早急の手当が必要です。

更新、更生の判断

抜管とマイクロスコープでの調査後でないと判断はつきません。どのような使用頻度が多かったのかにもよります。

例: ・油をよく流していた。
   ・お茶ガラをよく流していた。
   ・独身者が多かった、家族が多かった
・・・といったように、様々な環境で痛みは違ってまいります。
実物検査をしてみなければわからない理由は、そこにあります。

更新、更生の調査

マイクロスコープ検査と抜管調査の併用をお勧めします。
理由はマイクロスコープで視た場合内部はきれいに見えても腐食状態は判断できないので、抜管調査がそのため必要となります。

費用

両方実施して20万円から30万円前後です。管サイズによって材料が違うからです。

《ご相談・お問い合わせ》

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 多摩プランニングが長年培った技術でお手伝い致します。

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お気軽にご連絡ください TEL : 042-583-9680
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