給水ポンプ・設備のアップグレード...おまかせください
安全で衛生的な水の供給はマンション生活を支える要のひとつです。多摩プランニングは増圧ポンプ方式による安全・安心な給水設備の導入をお勧めしています。ポンプ交換の目安は10年から12年です。
増圧ポンプと加圧ポンプの違い
受水槽を取りやめ増圧ポンプに交換するマンション管理組合様が増えております。給水方式の変更(ポンプ交換)の検討にあたっては、ます”増圧ポンプと加圧ポンプの違い”を正しく理解しましょう。
増圧ポンプと加圧ポンプの違い
マンションの給水方式は次の二つの方式に大別されます:
- 直結方式(増圧ポンプ方式)
1. 水道直結方式
2. 増圧直結方式(水道メーターと直結で増圧ポンプを使用)
※受水槽・高架水槽が不要で、水道管に直接接続のポンプを増圧ポンプと呼びます。 - 受水槽方式(加圧ポンプ方式、別名「給水ポンプユニット」)
1. 高架タンク使用方式
2. 圧力タンク使用方式
※ポンプに圧力タンクがついている。加圧ポンプには受水槽が必ず必要です。
3. タンクレスブースターポンプ方式(俗称”加圧ポンプ”)
増圧ポンプへの交換について
増圧ポンプに交換するメリット
- 1. 水道本管からの直接給水のため、安全で衛生的な水が飲める。
- 2. 受水槽の清掃点検が不要になり、毎年その分のお金が節約できます。
- 3. 受水槽の場所が有効利用可能です。
圧力タンク方式、高置水槽方式のデメリット
- 1. 新鮮な水道水ではなくいったん受水槽タンクに貯めた水を飲んでいる。
- 2. 水槽の清掃費用が毎年発生(受水槽12万円、高置水槽6万円)50戸相当
- 3. 上記水槽の交換費用が発生(ポンプ15年毎、水槽20年毎)
増圧ポンプに変更できる住戸数の目安
増圧ポンプは概ね15戸から100戸まで可能です。(組み合わせにより101~300戸も可能)
増圧ポンプは水道引込管のサイズで決定します。
ポンプ必要設置スペース
0.5M2以上(1m × 50cm)~人間が最低工具を持って作業できる最小スペース。
※受水槽・高架水槽の設置スペースとは比較にならないほど省スペースになります。
水道引込管のサイズの確認
- 1. 既存受水槽へ流入の給水管口径の確認(既存設計図でわかります。)
この受水槽への引込管サイズが重要です。 御不明点は電話下さい。 - 2. 水道局申請図と検査費用もかかります。
増圧ポンプ関連工事
増圧ポンプ関連工事(任意)としては下記工事が発生します:
- 1. 受水槽の撤去
- 2. 高置水槽の撤去
- 3. 同上基礎の撤去(跡地利用の為撤去がいいでしょう。)
増圧ポンプへの交換に係る費用
図面作成費用
家を建てるには図面が必要ですが、増圧ポンプの交換も家同様図面が必要です。 先日図面を依頼されたお客様が図面があった為工事費がかなり安くなったと喜んでくれました。 工事業者さんが決まっている時でもご相談にはご協力致します。遠慮なく連絡して下さい。
-概算で150,000円(10戸~60戸)です。調査費込み1枚にて作図A-2版(基本平面図)
《ご注意》
図面が2枚以上必要になる場合が現場によってはございます。現場の特殊条件等とくにご要望がある場合は、あらかじめ書面でご用意いただき調査時にご提示ください。
50戸マンションで増圧ポンプへの交換費用が380万の見積業者もあれば、250万で出来る業者もいます... それぞれ依頼した業者からまちまちの見積もり価格が出てきます。
何故このように違いが出るのでしょうか?上記のような見積の違いは図面がない為ポンプの仕様が解らない、使用する管材も不明、メーター数も不明。これでは中身が不明の為独自に自分たちの都合で見積りを作成してきます。これをなくす為には 業者同士が数量等の違いが出ないように、図面が必要となります。
図面がない場合、最大値で見ておくのがこの業界の習わしです。
図面サンプル
増圧ポンプの価格(2024年10月現在)
工事費は現地の状況によって判断をしないと、金額は出せないので、ここでは増圧ポンプの参考提出値段を表記します。
1. 20戸程度の増圧ポンプ | ¥1,105,000 |
2. 30戸程度の増圧ポンプ | ¥1,880,000 |
3. 31~40戸程度の増圧ポンプ | ¥2,000,000 |
4. 41~60戸程度の増圧ポンプ | ¥2,340,000 |
5. 61~80戸程度の増圧ポンプ | ¥1,580,000 |
6. 81~100戸程度の増圧ポンプ | ¥2,980,000 |
工事価格(調査費用、交換費用、処分費用含む)
概算ポンプ価格プラス100万円~200万円が目安です。(40戸程度工事、基礎の撤去は別)工事は現地の調査が最も重要な要素になります。あくまでも目安にして下さい。(増圧ポンプ実績多数)
工事費用はポンプ口径により違いがありますが、小口径100万~300万(大口径80戸程度)の間で可能でしょう。
増圧ポンプ設置例
《設置事例》
工事業者決定の注意点
工事予定業者には同じ図面で見積りをさせないと、高い、安い等のばらつきが出ます。従って見積用の図面が必ず必要となります。可能であれば、業者の見積は一斉にとるのがよい方法です。
施工のイメージはあれこれ考えても経験のない方には頭の中に思い浮かべるのは難しいことです。ぜひ当社にご相談ください。
迷わずお電話してみて下さい。適切なアドバイスをさせていただきます。
《ご連絡先》
◎メール: tamaplanning2@nifty.com まで